桜坂
「あ ほんとだぁ〜
いいなぁ 知ってる人いて」
動揺を隠しながら志帆に
言うと
「まぁまぁ.. つか居ても
美緒いないんじゃ仕方ないじゃん!」
「えぇ〜笑 美緒と一緒が
よかったぁ...」
「美緒ぉ〜」
「志帆ぉ〜」
2人で大声で叫びあっていると 先生に「うるさいぞ。初日からまったく...」と
怒られたので しぶしぶ
別れの待つ クラスへと
向かった。
「友よ...一時の別れだ..
またあおう..」
「ああ... さらばだ..」
とはたからみるとアホな会話をひととおり終えて
別れようと背をむけると
私の後ろを和哉が通りすぎていった。
和哉...
隣のクラスへと入る後ろ姿を見送って 私もクラスへと入っていった。
黒板に書いてある席順をみて 自分の席についた。
さっきは焦った...
志帆に思ってたことばれたかと思った。
志帆まだ私が和哉を好きなこと知らないから―――
と一人考えをめぐらせていた―――――
いいなぁ 知ってる人いて」
動揺を隠しながら志帆に
言うと
「まぁまぁ.. つか居ても
美緒いないんじゃ仕方ないじゃん!」
「えぇ〜笑 美緒と一緒が
よかったぁ...」
「美緒ぉ〜」
「志帆ぉ〜」
2人で大声で叫びあっていると 先生に「うるさいぞ。初日からまったく...」と
怒られたので しぶしぶ
別れの待つ クラスへと
向かった。
「友よ...一時の別れだ..
またあおう..」
「ああ... さらばだ..」
とはたからみるとアホな会話をひととおり終えて
別れようと背をむけると
私の後ろを和哉が通りすぎていった。
和哉...
隣のクラスへと入る後ろ姿を見送って 私もクラスへと入っていった。
黒板に書いてある席順をみて 自分の席についた。
さっきは焦った...
志帆に思ってたことばれたかと思った。
志帆まだ私が和哉を好きなこと知らないから―――
と一人考えをめぐらせていた―――――