涙空
『誰かが私のことを呼んでいる・・』そう声がしたのだ・・。
「起きろッ・・!大丈夫か・・・?」そう言った男の子。
見た目はかっこいいっていうか可愛いにちかい感じで
八重歯があって人懐っこそーな目。そこで気付いた。
「えっ・・・。ここゎどこ・・?」いきなり目の前に男の子がいたからびっくりする私
「あっ!起きたぁ・・よかったなぁ・・、大丈夫?ここは病院だよ!俺ん家の」
すっごい心配そうな目をしてる・・他人なのにそれがとっても嬉しかったんだ・。
「あ・っ、私。車にひかれて・・」
「そうだよっ!だけどそこで俺が運んだんだぜ?安静にしとけよ?」
優しい感じの男の子だなぁ~って思った。
「そっ・そういえばあなたの名前は?なんていうのですか?」
ここまでしてもらったのに名前さえ聞かないとだめだと思った・・そして
この子とはこれで終わりって思ってたのに
これからずっとあなたのそばにいるって思ってもなかった。
「そうだったな!俺の名前は柏谷周司。周司ってよんでな!
 俺は高校1年で光ヶ丘学園に今年から入る転入生なんだぁw
 趣味は走ること。陸上部にはいるつもり。」

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