キミが好きで

「!無理しちゃだめだよ!寝てないと…!」

『大丈夫…』

「でも……」

すると大ちゃんは
急に真剣な表情で
『みさとが涼介んとこ行ったら嫌だ…』

顔を真っ赤にしている

すると悲しそうにふっと笑った
『だって妹とられるみたいぢゃん(笑)』


……何それ…
結局私は妹みたいな存在でしかないんだ…

すごく悲しいような悔しいような気持ちが襲ってきた

何でかわかんないけど
悔しくて悔しくて

「…大ちゃんのばぁ―か!!!一瞬かっこよく見えたのにっ!大ちゃんなんか死んぢゃえ!!」

気付くと大ちゃんにとてもひどいことを言っていた

これ以上ここにいたら
感情が抑えきれなくなる
そう思って部屋を出た

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