キミが好きで

じたばた私が逃げようと
もがくほど
大ちゃんは私を
きつく抱きしめる

当然のごとく、徐々に
大ちゃんの顔は近くなる


もう無理だ…
目を閉じた瞬間
――――――チュッ…

大ちゃんの唇が軽く
私の唇に触れた

「///」

そっと目を開けて
大ちゃんを見上げると
大ちゃんは
またふにゃっと笑った

『もう1回』
そう言って何度も私に
軽いキスを落とした
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