キミが好きで
~みさとSide~

…チュッ…
……チュッ…

大ちゃんにキスされ続けてどれくらい経っただろう

未だに大ちゃんは私の唇を離してくれない

きっと私が拒めば優しい大ちゃんはやめてくれるのだろう

でも何故だか拒めなかった

むしろこのままずっと
大ちゃんとキスしていたいと思うくらい

私は一体誰が好きなんだろう…

そして大ちゃんは
どんな気持ちで私にキス
しているんだろう…

考えれば考えるたびに
自分がわからなくなっていく

そう1人で考えていた時
『…みさと…?』

大ちゃんがキスをやめて
声をかけてきた
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