キミが好きで
~みさとSide~
公園に向かう途中
大ちゃんから返事がきた
了解だって(笑)
何だか嬉しかった
携帯をいじってると
ようやく公園についた
涼介くん…まだかな?
ちょっとドキドキする(笑)
『みさとちゃん…?』
背後から声をかけられて
振り返ると笑顔の涼介くんがいた
「…//お、おはよっ」
『おはよ//』
挨拶をして2人で近くのベンチに腰をかけた
すでに沈黙で涼介くんが隣にいると思うとすごく緊張する
すると涼介くんが口を開いた
『あ、のさ…』
「…うん…?」
『みさとちゃんってさ…大ちゃんと…どんな関係なの??笑』
「…え??大ちゃん(笑)?ん~幼なじみ笑?かな」
そう答えると涼介くんがパッと顔を上げてこっちを見てきた
『まぢ…で?大ちゃんのこと好きとかないの???』
「…そ、そうだよ?
好きっていうか家族みたいな存在かなあ(笑)」
『…そっか…ぢゃあ、俺にもチャンスあるよね…』
「え…?」
『みさとちゃん…俺みさとちゃんのこと好きだわ(笑)』
「…え//」
好きだわ…って//
『こっち向いて!』
顔を涼介くんの方に向けられる
頬に触れる手にまたドキドキしてしまう
『俺はみさとちゃんが好き。だから付き合ってください…!』