キミが好きで

「起立ー。きをつけ、礼ー。」
〝さよーならー〟

~みさとSide~
気付けばもう放課後で
私は涼介の部活が終わるまで学校にいた

(涼介くんまだかな…)
そんな事を思っていると
涼介くんが走って来た

涼『みさと!遅くなってごめんね…?』

「んーん、全然いいよ。部活お疲れ様^^」

『ありがと^^じゃ、帰ろっか。…んっ』
そう言うと涼介くんが手を差し出してきた

「??」

『…//だから、手っ!手繋がないの?』

「///…つ、繋ぐ///」

そう言うと涼介くんは
ニコッと笑って
手を強く握ってくれた

涼介くんの手はすごく大きくって私の手を
包みこんでくれた

それからこんな毎日が
長く続いた
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