キミが好きで
そしてギィッ…
自転車が進み始める


やっぱり大ちゃんの背中は広くて大きくて
すごく安心するんだ


『みさと、最近どう?』
大ちゃんが話しかけてくれる
「ん?どうって何が?」


『涼介とだよ(笑)』

…あぁ、涼介か…

『何で黙ってんだよ笑?…何かあった?』

「ん…?別に何にもない…よ…」


『ふーん。そっか。あっ、みさと!今日さあ俺美味しいチョコもらったんだよね♪家来て一緒に食べない?』


チョコ??!
「行くっ行く~♪♪♪」

わぁーいわぁーい!
大ちゃんナイス♪


『やっぱりそうくると思った(笑)んじゃ、少しわけてあげようじゃないかこの大貴様が♪』

「大ちゃん最高~♪」

ちょっと調子のってるけど許してあげよう(笑)

『♪あ、あとさ!一緒にホラー映画見ようぜ!昨日の録ってんの♪』

「げ…やだしー!」
『わがままな奴だな笑』


「私が苦手なの知ってるくせに!けど今日はいーよ、チョコくれるし♪」


『まぢ?よっしゃ!1人じゃちょっと怖いし(笑)』
「大ちゃん怖がり~(笑)」

なんて懐かしいやりとりをしていると家に着いた
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