キミが好きで
大ちゃんのぬくもりと
丁度いい室内の温度で
私はいつのまにか眠りに落ちていた

夢の中でも大ちゃんは
私を抱き締めてくれていた


~大貴Side~


みさと、ごめん

嘘ついた。

好きじゃないんだ
本当は愛してる。


これが最後だから、
本当に最後にするから…
今だけは許して?

みさとが家に帰るまでの
時間を…
俺にください。


今だけ俺だけのみさとでいて…?

『みさと愛してるよ』

これで最後
みさとの唇にそっと
口付けを交わした
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