キミが好きで
……

涼介が出て行ってから
少しの間大ちゃんは
動かなかった

「大ちゃん…?」

『…ん?』

何か考え込んでいるようだ

「…どしたの…?」
『いや…何か涼介すごいみさとのこと愛してんだなって…』

「……」
『俺…勝てるかなあいつに』

「……」

するとギュウッと大ちゃんが抱き締めてきた
< 94 / 106 >

この作品をシェア

pagetop