シュガースパイスな君
寝室に着くとベッドにあたしを降ろし、あたしに跨る。
「本当にいいの?」
「うん////」
「もう逃がしちゃやれねぇぞ?」
「ぅん////」
「…ふっ…ありがとう、琥珀。」
「…大地なら…大丈夫…大地じゃなきゃ…やだ////」
「!////……待ったは…無しだからな」
と言って着ていたシャツを脱ぎ、あたしのブラウスの釦を外していく。
それが終わると、そっとあたしに覆い被さる。
最初は壊れ物を扱うようだったキスも、今では深くなっている。
不意にその手が、あたしの膨らみに添えられる。
同時にあたしの身体は、ふるりと震える。
「…ッッ…////」
「…可愛いな。琥珀……///」
「…っ!?//」
突然の言葉に微かな余裕すらなくす。
そしてまた、壊れ物に触れるようにキスをして、あたしのスカートに手を掛ける。
緊張のあまり、あたしの身体が硬直する。
「…怖い…?」
悲しそうに、でもあたしをいたわるように聞いてくる大地。
そんな大地に首を横に振るしか出来ないあたし。
「我慢は…するなよな。」
「ん…///」
そしてあたしたちは繋がった。