シュガースパイスな君

狼度上昇中

【大地Side】

昨日は遂に、我慢できなくて、つーか自分を抑制できなくて、S心発動!!
してしまって、昼まで琥珀に抱きついて放さなかった。
琥珀はご飯を作ると言って仕方ないから放す。
我慢できなくてとか欲求不満か…いや、うん。三年間我慢してたからね?


【琥珀Side】

やっと放してもらったあたしは、白ご飯とベーコンエッグを用意して、大地を呼びにいく。
大地は男とは思えないような綺麗な顔で眠っていた。
その頬を撫でながら

「かっこいい…てか、綺麗だなぁ…」

―――ぱち
え…?
「誰がかっこよくて綺麗なんだ?」
「え…だ、大地…いつから起きて…?」
「最初っから」
「!!?///////」
「で、誰がかっこよくて綺麗なんだ?ん?」
うっ…笑顔の圧力が…
「だ…だいち…」
「ん?聞こえない。もっかい」

こ…こいつっ!

「〜〜〜っ大地だよっ!大地がかっこよくて綺麗なんだよっ!!」

顔、っていうか身体中が熱い…

大地がよくできましたとばかりに笑う。

それを見たあたしは
なんかクラクラする。
ん…?クラクラ…?

次の瞬間あたしは、意識を飛ばしてた。



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