シュガースパイスな君
そこはかとなく、大好きアピール……うん、馬鹿です。穴があったら入りたい……。
「これでいい?」

「え…、うん……?」

いいのか?健全な男子と添い寝だぞ?無防備すぎねぇか?いや、嫌われたくはないから、まだ襲ったりはないけどもさ…

「じゃあ行こっか。」
とりあえず、もう10時だからな。眠みぃ。
この言葉…下心は無かったんだけど、痛い……視線が痛い……
「…………。」

「そんな、睨むなよ。いきなり襲ったりゃしねぇからよ。」

「んなっ///」
あ…真っ赤……もしかして…
「襲ってほしいのか?」

すごい勢いで首をふる琥珀。何もそんなに力強く否定しなくても……なんか……ムカつく…。姫抱っこしてやる…。

「……ん?」

「って、えぇーーっ!!」
うるせぇ…けど、可愛いから許す。またノロケ……
「ん?なんだ文句あっか?」

「文句大有り!!重いから降ろしてよ!」
重くねぇし…異常なくらい軽いけど…?
「やだね。」
襲ってやろうか。でも嫌われたくはないから…額ならいいだろ
って、額にキスをした。

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