シュガースパイスな君
卒業式と大地〜琥珀〜
【琥珀Side】
――キーンコーン……
今日は卒業式の日、みんなが笑顔のなか、あたし、月代琥珀はこの上なく悲しんでいます……。
「莉花ちゃーん…なんで笑顔なのぉ〜」
「だって琥珀以外はみんな、北校だから……琥珀ぅ…なんで北校じゃないのよぅ…」
「北校はセキュリティが甘いらしくて…頼んだけど反対されちゃって……」
親が言うには、
北校はセキュリティが甘いんだ。四六時中危険の中にお前をおいてられるか
だそうです……。
あっ、いい忘れてましたが、うちは月代財閥っていう結構有名な財閥です。まぁこうしてる時も命の保障がないわけで……。
「琥珀〜〜?教室戻ろー?」
「えっ…?あ…うん……?」
しまった。
聞いてなかった……。まあ莉花ちゃんなら教室行こうとかそんなことだろう……。
日は暮れ……
「じゃーね…ック……琥珀……また遊ぼうねぇ……うわーん」
「莉…莉花ちゃん…そんなに泣かないでよぅ…もらい泣きしちゃうじゃないーー」
とかなんとか話していたら、下校時刻……
「「じゃあね!!」」
2人で言って家路につく。
――キーンコーン……
今日は卒業式の日、みんなが笑顔のなか、あたし、月代琥珀はこの上なく悲しんでいます……。
「莉花ちゃーん…なんで笑顔なのぉ〜」
「だって琥珀以外はみんな、北校だから……琥珀ぅ…なんで北校じゃないのよぅ…」
「北校はセキュリティが甘いらしくて…頼んだけど反対されちゃって……」
親が言うには、
北校はセキュリティが甘いんだ。四六時中危険の中にお前をおいてられるか
だそうです……。
あっ、いい忘れてましたが、うちは月代財閥っていう結構有名な財閥です。まぁこうしてる時も命の保障がないわけで……。
「琥珀〜〜?教室戻ろー?」
「えっ…?あ…うん……?」
しまった。
聞いてなかった……。まあ莉花ちゃんなら教室行こうとかそんなことだろう……。
日は暮れ……
「じゃーね…ック……琥珀……また遊ぼうねぇ……うわーん」
「莉…莉花ちゃん…そんなに泣かないでよぅ…もらい泣きしちゃうじゃないーー」
とかなんとか話していたら、下校時刻……
「「じゃあね!!」」
2人で言って家路につく。