シュガースパイスな君
そのあとはベッド直行。
意識保ってるのが大変だった…。痛いし…。
朝だったのが気付けば、夕飯の時間をも過ぎて次の朝だった。

―――――……

【大地Side】

冗談半分で言った、

今日は2人で休も?

この言葉。
琥珀が、頷く。
えっいいのか?

「じゃあ…さ…」
琥珀に耳打ちをする。
「シよ…?」

聞いた琥珀は真っ赤で…。
意地悪したくなった。
「…なっ…ま、まだ明るいじゃん……!!」
「関係あんのか…?」
「ゔっ…。」
「嫌なのか…?」
本当は、嫌だと思ってない事くらいわかってる。やっぱ意地悪がしたかった。
「嫌なのか…?」
「意地悪」
案の定言われた。
「誰に言ってんの?」
「な゙っ…」
「返事は?」
「……。」
シカトしやがる…。
「応答無、ってことは…いいんだな。」
「…っ…///」
おぉ…真っ赤。もう完熟トマトの如くよ。
姫抱っこして琥珀をベッドに持ってく。

「琥珀…好きだよ。」
「/////」
トマトになった琥珀にキスをする。舌を入れると、控え目に絡ませてくる琥珀。そんな琥珀が堪らなく嬉しくて、ヒートアップするおれ。
「…んっ…ああっ…ぃたっ…。」
痛がる琥珀にあまり負担を掛けないように、ゆっくり動く。

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