シュガースパイスな君
「……だって…おれの事よくわかってる。」
「…?
悪い夢は、うなされてたし…」
「それだけじゃなくて。今おれが気分悪いのも。そのほかの事も。」
「そっ、そりゃあ見てれば…///」
「うん…。おれの事見てくれてありがとう。」
「うん///」
「もう少しこのままで……」
そういってまた
ベッドの中で
あたしを抱きしめる。
それによってあたしの心音はうるさくなり、速くなる。
大地の胸に額をつけると、
大地の心音はトクン、トクンと、一定のリズムを刻んでいた。
胸にあてた額から、温もりと、一定のリズムを刻む音と、もうひとつ。不安のようなものが流れてきてる気がして、大地の顔を見ようとした。すると、
「今のおれは見るな。きっと幻滅するから。」
と言って、あたしの頭を押さえる。
ベッドの中で大地の背中に片手を回し、
「大丈夫。どんな大地も大地でしょ?あたしはどんな大地を見たって幻滅しないし、どんな大地だって好きだよ?それに…」
「……?琥珀…?」
「それに、どんな大地も知りたいよ。」
「……っ…///」
あれ、大地が赤い。
「…可愛いよ?」
「うるさい…。」
きっと大地はあたしに聞えないように言ったつもりなんだろうけどばっちり聞いてた。
「…?
悪い夢は、うなされてたし…」
「それだけじゃなくて。今おれが気分悪いのも。そのほかの事も。」
「そっ、そりゃあ見てれば…///」
「うん…。おれの事見てくれてありがとう。」
「うん///」
「もう少しこのままで……」
そういってまた
ベッドの中で
あたしを抱きしめる。
それによってあたしの心音はうるさくなり、速くなる。
大地の胸に額をつけると、
大地の心音はトクン、トクンと、一定のリズムを刻んでいた。
胸にあてた額から、温もりと、一定のリズムを刻む音と、もうひとつ。不安のようなものが流れてきてる気がして、大地の顔を見ようとした。すると、
「今のおれは見るな。きっと幻滅するから。」
と言って、あたしの頭を押さえる。
ベッドの中で大地の背中に片手を回し、
「大丈夫。どんな大地も大地でしょ?あたしはどんな大地を見たって幻滅しないし、どんな大地だって好きだよ?それに…」
「……?琥珀…?」
「それに、どんな大地も知りたいよ。」
「……っ…///」
あれ、大地が赤い。
「…可愛いよ?」
「うるさい…。」
きっと大地はあたしに聞えないように言ったつもりなんだろうけどばっちり聞いてた。