Door
こんな日しか行けないなって思って怜治さんと向かった先は桜木町。
予想通り、カップルばっかりだったけれど、それにまぎれて
ショッピングをしたり、お化け屋敷で泣きそうになって騒いだり、
海岸沿いを歩いたり、普段の一日分以上歩き回って笑いあった。
「怜治さんっておもしろいですね。普通お化け屋敷でもらった景品なんか
そこまで大事にしないですよ。私なんかよりも数倍モテそう。」
冗談混じり風に、お化け屋敷でもらったキーホルダーを
本当に大事そうにつけるもんだから、笑ってきいた。
『んー、愛子ちゃんと一緒だからかな。
俺も愛子ちゃんと一緒にいるの楽しいからさ。大事にしたいじゃん。』
歩きながら何気なくいう一言が胸に突き刺さる。
こんなこと言われたら誰でも恋に落ちるんだろうなって思ったけど
「ありがとう」
ってあいまいに笑った。
予想通り、カップルばっかりだったけれど、それにまぎれて
ショッピングをしたり、お化け屋敷で泣きそうになって騒いだり、
海岸沿いを歩いたり、普段の一日分以上歩き回って笑いあった。
「怜治さんっておもしろいですね。普通お化け屋敷でもらった景品なんか
そこまで大事にしないですよ。私なんかよりも数倍モテそう。」
冗談混じり風に、お化け屋敷でもらったキーホルダーを
本当に大事そうにつけるもんだから、笑ってきいた。
『んー、愛子ちゃんと一緒だからかな。
俺も愛子ちゃんと一緒にいるの楽しいからさ。大事にしたいじゃん。』
歩きながら何気なくいう一言が胸に突き刺さる。
こんなこと言われたら誰でも恋に落ちるんだろうなって思ったけど
「ありがとう」
ってあいまいに笑った。