Door

知らない君

海斗に告白されてから
どうしたらいいかわからなくて
私はメールも電話も返すことができなかった。


それでも明るい太陽は
今日も私を照らして
一日を無理矢理進めていく。


海斗がいないだけど
いつもと何も変わらないはずなのに
なんだか心にぽっかり穴があいてしまったみたい。


「変なの。」

私はそう、答えてくれない青空につぶやき、ため息をもらす。
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