Door
『愛子さぁ。最近ため息多過ぎ。
なんかあったでしょ?』
いつもの社内食堂。
裕子が話かけているけど
上の空で聞いてる。
『ねぇ、ってばねぇ。』
あまりにもしつこく質問してくる裕子に
半ば、やけになって答えた。
「失恋したー!!
ね、今夜あいてたら飲みに行くの付き合って。」
そう私が言うと裕子はすかさず言う。
『やっぱ恋してたんだぁ、相変わらず愛子はいつもなんも言わないよね。
でも、いい。話くらい聞くから
最後まで話してね。』
なんかあったでしょ?』
いつもの社内食堂。
裕子が話かけているけど
上の空で聞いてる。
『ねぇ、ってばねぇ。』
あまりにもしつこく質問してくる裕子に
半ば、やけになって答えた。
「失恋したー!!
ね、今夜あいてたら飲みに行くの付き合って。」
そう私が言うと裕子はすかさず言う。
『やっぱ恋してたんだぁ、相変わらず愛子はいつもなんも言わないよね。
でも、いい。話くらい聞くから
最後まで話してね。』