あたしの部屋 *短編





「なんで朝から牛丼よ」



『牛の気分だったんだよ、俺が』




「あっそ」



『まあいいだろ?好きなもん頼めよ』





無難に牛丼を選んだ



『…ったく』







彼は何が不服なのかしらないが舌打ちをしてきた
一番安いやつを頼んだからなのだろうか






「これが好きなの」





『っそ』








予想は外れたのかもしれない
薄い反応をしめしてきた。









『なぁ、お前どおすんの』
< 20 / 42 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop