たばこの匂いとあなた

華月の家までの道のり、
響はおもしろい話や楽しい話をしてくれた。




いつもならゆううつな気持ちで帰るけれど今日はいつもより楽しい気持ちで帰れた。







途中、華月は家も近いしここまでで大丈夫だと言ったが

響はわざわざいえの前まで送ってくれた。











「家まで送ってもらっちゃってごめんね。」









「大丈夫だよ。

俺の家そんな遠くないし。」











響がそう言ってくれたので華月は「ありがとう」と笑った。





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