たばこの匂いとあなた
「じゃあ今日は1時間目は少し横になってろ。
俺も職員室で仕事頼まれてたから行ってくるよ。」
華月に話かけながらベッドを整えた。
「うん。わかった。」
華月は短く答え、さっき東堂が直してくれたベッドに横になった。
元気なそぶりを見せていたが体はだるく、ぼーっとしていたのだ。
「ちゃんと寝てろよ?
2時間目までには戻ってくるからな。」
東堂は華月の頬をなで、カーテンを閉めた。
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