six bottle
湖なんて見たけど本の中だけ!
早く見たい!

「クルル!」

「ヒューレもないの?やっぱりマンネロウは田舎だなぁ。」


大木の群生地に入る。
緑が濃い広くて飛びやすい。また森の中を抜ける。


大木の群生は大きくてすがすがしい香り…。

「薬草の香り…。なんか…懐か…し…。」


突然意識が飛ぶ。長いかみと服の裾…。

「母さん?…。」


「キュッ!」とヒューレの警告が聞こえたのに…。そのまま意識を離した。





「貴方は優しいのね。」
クスクス笑う女の子…。
何かを撫でている。回復魔法薬の香り。楽しそうに話している。どことなく見たことがあるような…。



頭に痛みが走る。目眩…。体を動かそうとするも動けない。






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