僕らの時間〈4〉
「仲谷先生?」

急に黙り込んだ俺に高原先生は俺の顔色を伺っている。

「高原先生は一目惚れとかする方?」

「うーん、しないですね」

「そう。一目惚れなんて無いと思ってたんだけど、あるんだね」

「そうなんですか」

俺は立ち上がると高原先生は、俺を見上げる。

上目遣いヤバイな…。

ああ…、唇に吸い込まれる。




全部、俺のものにしたい。



●…end…?……●





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