僕らの時間〈4〉
おかえり
「藤原苦しい…。
高原じゃなかったら、うちは誰やねん」

もう何処行ってたんとか何で、俺の前から消えたん?とか聞きたい事、いっぱいあんのに…。

今はそんなんどうでもいい。
触れたい。

抱き締めとかな消えてしまうんちゃうか、またどっか行ってしまうと思った。

「高原、逢いたかった。
ずっとずっと逢いたかった」

「……………うん、せやな」





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