僕らの時間〈4〉
横でスヤスヤ寝ている高原を見て安心をする。

あれからもう朝方4時をまわっている。

また、いなくなるんちゃうかと不安で寝ていない。
次の日、高原がいなくなってることが恐い。

1日の夢やと勘違いしたくない。

だけど俺の体力も限界で瞳が重たい。

意識が遠退く。

スルスルとシーツの擦れ合う音が聞こえる。





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