僕らの時間〈4〉
『お前の家に一回、泊まってみたい』

俺の部屋を一度でもええから見たかったらしい。
いっつも高原のマンションやったから俺の生活を覗きたかったらしい。

それを顔を赤らめて言うんやから反則やわ。

もう、可愛すぎるから2ラウンド突入してしもた。

たかちゃんの腰大丈夫やろか。

「藤原先生!!」

「…えっ!はい!」

「何、ボッーとしてるんですか?」

「いや、すんません」





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