僕らの時間〈4〉
「緊張するに決まっとるやろ」

「ふふふ、高原は授業?」

「ちゃうよ。3限目からや」

「ほな、高原の準備室に行こうかな」

「ええよ」

あっさりと受け入れてくれた事に嬉しくなる。

準備室に行く前に高原には、まだまだやることがあるらしく、他の先生達に一人ずつに挨拶にまわっていた。

こーゆぅとこが俺には無い所。だから、高原は人に好かれるのだと思う。







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