謎。
りんご飴。
監禁から一ヶ月が経とうとしていた。
私はこれまで、毎日欠かさず、一秒足りとも経済学から目を離すことは無かった。
でもさすがに、経済学ばかりでは飽きてきた。
執事の目を盗んで、隠し通路の奥にある本棚ばかりの部屋にそっと入った。
私はこれまで、毎日欠かさず、一秒足りとも経済学から目を離すことは無かった。
でもさすがに、経済学ばかりでは飽きてきた。
執事の目を盗んで、隠し通路の奥にある本棚ばかりの部屋にそっと入った。