ご主人様の魔法



「って…手が………。」


陸はまだあたしの手を握っている。


「ん?何?ダメなの??」


えぇ!?!?


ダメなのって………。


「い、いや…ダメじゃないけど……。」

「ならいいじゃん♪」

「でもっ…!!!」


いきなり唇を塞がれた。


ドキドキする………。


「ん………。」


陸への気持ちに気づいてから、


あたしには悩みができた。



< 102 / 331 >

この作品をシェア

pagetop