ご主人様の魔法
なんて言いながら笑う美野里。
てか、爆笑してるじゃん!!!
「そんなに笑わないでよ!!!」
「ごめん、ごめん!だって、かなりおもしろいよ?」
美野里は笑いすぎて泣いていた。
「でも、それがきっかけで恋しちゃうかもよ?」
「ないよっ!絶対、ありえない!!!あんな奴嫌い!!!」
「またまた~。もう好きになってるかもよ?で、名前は聞いたの?」
「聞いたよ。矢名陸って人なんだけど、知ってる?」