ご主人様の魔法



蘭はベッドに横になっていた。


近づくと寝息が聞こえる。


まさか、寝てるのか??


良く見てみると蘭の頬には涙の後があった。


「そうとう泣かしたみたいだな……。」


俺は優しく蘭の頬に触れた。


なんだか寝ている蘭を見ていたら眠くなってきた。


俺はそっと蘭の手を握って眠りについた。



―――――――――――…



数時間経って蘭が笑っている声で目が覚めた。


なんで笑っているのか聞いても蘭は答えなかった。


なんなんだ??



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