ご主人様の魔法
*偶然*
*蘭Side*
次の日。
今日は日曜日。
また美野里と会う事になった。
だって頭の中がぐちゃぐちゃなんだもん!!!
また朝からシャワーを浴びようとバスルームに向かう。
今日はちゃんと用心しながらドアを開けた。
でも、誰もいなかった。
「よかった♪」
ホッと息をつくと、後ろから声が聞こえた。
「何がよかったんだ?」
「わっ!!!」
後ろには陸が立っていた。
手にはタオルと着替えを持っている。
まさか……