ご主人様の魔法
「ふぅ……」
あたしはベッドに座りながらため息をついた。
なんだか疲れる。
陸と一緒だと胸がドキドキして苦しい。
もう身が持たないよ……。
「とにかく洋服選びでもしようかな。」
あたしは陸が出てくるまで洋服を選ぶ事にした。
「ん~…どれがいいかな??」
クローゼットと鏡の前を行き来しながら迷うあたし。
すると、また後ろから、
「ミニスカート禁止。」
「えっ??」
やっぱり陸が後ろにいた。
髪の毛が濡れているせいか、色っぽく見える。
なんか……カッコイイ……。