ご主人様の魔法

公園には、まだ美野里は来ていなかった。

「あれ??珍しいな。」

時計を見ると、10時38分。

美野里は絶対、時間に遅れないのに。

すると道の向こうから美野里が走ってきた。

「ごめん~!!!」

「大丈夫だよ。どうかした??」

すると美野里は勢いよく顔を上げた。

凄く目がキラキラしていた。

えっ??

どうしたんだろう??

「あたしっ!!!好きな人が出来た!!!」

「えぇ!!!」

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