ご主人様の魔法

意味ありげに言ってみた。

まぁ、これで大丈夫だろ。

俺は部屋に戻って準備をして、10時半に家を出た。

待ち合わせ場所に行くと、留依はもう来ていた。

「わりぃ。遅れた。」

小走りで駆け寄ると留依がいきなり俺の肩を掴んだ。

「おいっ!いきなりなんだ…」

よっ!と言おうとしたら留依は興奮したように言い出した。

「ヤバい!!!俺、一目惚れしたかも!!!」

はぁ??

いきなりなんだこいつは?

< 140 / 331 >

この作品をシェア

pagetop