ご主人様の魔法
意味ありげに言ってみた。
まぁ、これで大丈夫だろ。
俺は部屋に戻って準備をして、10時半に家を出た。
待ち合わせ場所に行くと、留依はもう来ていた。
「わりぃ。遅れた。」
小走りで駆け寄ると留依がいきなり俺の肩を掴んだ。
「おいっ!いきなりなんだ…」
よっ!と言おうとしたら留依は興奮したように言い出した。
「ヤバい!!!俺、一目惚れしたかも!!!」
はぁ??
いきなりなんだこいつは?