ご主人様の魔法
あたしは急いでポーチから絆創膏を出した。
額の傷に貼っていると、
「名前…、聞いてもいいですか??」
「えっ??」
凄く緊張する。
「名前は、河野美野里です。」
「もしかして、3組の河野さん??」
「えっ??まさか、同じ高校なんですか??」
「俺は、1組の木村留依。本当にありがとう。」
「いえいえ。気をつけてくださいね。それじゃぁ。」
「あっ、うん。」
ん~……。
なんか聞いた事あるかも。
てか、あたし恋しちゃったの??
蘭に報告しなきゃ!!!