ご主人様の魔法

頭に激痛が走る。

「痛ってぇ~……!!!」

俺はその場に座り込んだ。

ヤバい……。

クラクラする…。

少しの間座ってよ。

俺は呆然として座っていると、声をかけられた。

顔を上げると、女の人がいた。

目が合う。

ドキドキ…。

ん??

ドキドキドキドキ…。

んん??

なんだ??

彼女はハンカチで俺の額の血を拭いてくれている。

< 145 / 331 >

この作品をシェア

pagetop