ご主人様の魔法
今日は、異常だ……。
俺の話を聞いてもらおうかと思ったが、今日はやめておこう。
行く所もないので、街をブラブラする事にした。
すると、留依がいきなり立ち止まった。
「どうしたんだよ??」
「………。」
無言で突っ立っている。
でも、良く見ると顔が微かに赤いような。
まさか……??
留依の目線の先には二人の女の子がいた。
良く見ると、一人は蘭だった。
あいつ、さっき持ってた白いミニスカートを着ている。
今日は、お仕置きだな。