ご主人様の魔法

「俺も……蘭が幼なじみで…よかった……」

「えっ?何て言った?」

陸の声が小さくて聞こえなかった。

「ねぇ、今何て言ったの??」

「うるせぇ!!!教えねぇよ。」

気のせいかな??

陸の耳が赤いような……?

夕日のせいかな。

でも、夕日のおかげであたしの真っ赤な顔もバレズにすんだかな?

陸と幼なじみ…。

ずっと前から好きだったのかも。

そう考えると、恥ずかしくなった。

< 166 / 331 >

この作品をシェア

pagetop