ご主人様の魔法

そう言って頭をポンポンと軽く叩いた。

「うん………。」

あたしってこんな我が儘だったっけ?

「甘々だなぁ。」

「ホントに。」

そう言ってニヤニヤしている二人。

「だから、お前らの提案ってなんだよ。」

「今度、Wデートしない?」

「Wデート?」

「なんだよそれ。」

「ちょうど遊園地のチケットがあるんだよ。」

「遊園地っ!?」

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