ご主人様の魔法
「まだ俺達って付き合ったばかりだから、今回は別々にって事にしたんだ。」
留依くんが丁寧に説明してくれた。
「でも、それでもいいの?」
「当たり前じゃない。蘭を野獣の檻の中に一人で入れさせない♪」
「ありがとう~!!!」
泣きそうになりながら、お礼を言った。
やっぱり、二人ともお似合いだなぁ。
「後は、陸を説得しなくちゃな。」
「できるかな…??」
「なんとか頑張る!!!」
なぜか燃えている留依くん。
もしかして天然??
でも、よかった。
それから三人でワイワイ話をしながら計画を立てた。