ご主人様の魔法



「終わったぁ~!」

「やっとか…。」

「あっ、ごめんね…こんな時間まで……。」



時計を見ると、もう7時を過ぎていた。


「気にすんな。早く、そのプリント届けてこいよ。」

「うん、ありがとう!」


あたしは急いで職員室まで走った。


そして、また急いで教室に帰った。


「早く帰らないと、お母さんが心配しちゃう!」


教室に戻ると、まだ矢名くんがいた。


「あれ?矢名くん帰らないの?」



< 22 / 331 >

この作品をシェア

pagetop