ご主人様の魔法

渋々、湯舟から上がり留依に着いて行く。

外に通じている道はやっぱり寒かった。

「さみぃな……」

「そうだな♪」

ん???

いつもなら、こんなに留依は落ち着いてないはず。

「お前、なんか変じゃね?」

「いつもと一緒だから♪」

「いい加減、白状しろ。」

そう言って留依の肩を掴むと同時に、露天風呂に着いた。

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