ご主人様の魔法

だって美野里が……、

あれ?

美野里は既に留依くんの隣にいる。

しかも、笑ってるし。

何か企んでる……。

「早くおいでよ。俺、寒がりなんだ。」

「蘭、来てやりなよ((笑。」

「えっ……。う、うん。」

訳もわからず、返事をする。

まぁ、美野里が来てって言ってるんだしいいよね??

あたしが留依くんの隣に行こうとした瞬間……、

――バシャーンッ!!!

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