ご主人様の魔法

玄関まで見送って、部屋へ向かう間もワクワクしていた。

「楽しみだね~☆」

「まだ、夏休みまで二週間あるだろ?気が早ぇよ。」

「そうかな?でも、二週間なんてあっという間だよ♪」

すると、陸が立ち止まった。

「どうしたの?」

「ちょっと話がある。」

真剣な顔で言われた。

なんだか、不安になる。

ひとまず、陸の部屋に向かった。

並んでソファーに座った。

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