ご主人様の魔法
あたしはますます焦った。
あともう少しで学校!!!
でも、間に合わなさそう……。
全力疾走して門を潜ろうとした。
けどやっぱり間に合わなかった。
「はぁ~…………。」
あたしは仕方なく門を登ることにした。
実は昨日も門を登って学校に入った。
まぁ、ギリギリに起きるあたしがいけないんだけど………。
――ガチャガチャ
門を登っていると後ろから声が聞こえた。
「おい。パンツ丸見え。」
「えっ!?」