ご主人様の魔法

ちょっと冷たい言い方だったかな…。

「だよな。ごめん。」

そう言って離れる忍くん。

そのまま無言で少し時間が過ぎた。

「そうだっ!蘭のメアド教えて。」

「あっ、うん。」

そう言ってパーカーのポケットに手を入れる。

でも……、

「あれ?ない…。」

そういえば……。

陸の部屋から飛び出して来たから………。

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