ご主人様の魔法

「親から、手紙来ただろ?」

「うん…。」

「忍の…、病気の事も書いてあったか?」

「…うん。」

何が言いたいのか、わからない。

「陸は…、知ってたの??」

「あぁ。さっきも、その話してた。」

「そっか…。」

「俺は……、忍にも、蘭にも幸せになってほしいって思ってる。忍は、お前の事が好きだ。だから……、生きている内は…、幸せになってほしいんだ。」

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