ご主人様の魔法



やっと離してもらえた……。


もう、クタクタ……。


あたし達は近くのカフェに入った。


「で、どうなの?」

「なにが…?」

「だからっ!矢名くんとは??」

「別に、何もないよ…。」


まぁ、実際は色々あったけど……。


「嘘ね。キスでもされたんじゃない??」


――ブッ!!!


あたしは飲んでいたカフェラテを吹き出してしまった。



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